PROFILE

国学院大学 法学部 法律学科卒業。旅行会社を経て、広告代理店に5年ほど勤務し、ウェブマーケティングやレップ、メディアなどのディレクションに携わる。その後、大手エステサロンでウェブ関連を担当。2015年11月に株式会社SNCに入社。入社後は前職までに経験を積んできたウェブ関連ではなく、インバウンド事業部へ。入社数ヶ月でありながら、現在、インバウンド事業の運営・管理のすべてを担う事業部長を任されている。

何をやっている会社かよりも、
人に興味を持ち、入社を決めた

前職では大手エステサロンでウェブ制作などを行っていました。社員数が1,000人以上で、そのうち9割が女性という会社だったのですが、大きな企業では、仕事のやり方も確立してしまっていて、つまらないと感じ、転職サイトに登録しました。
 転職サイトからのスカウトメールにこの会社があり、ウェブの部署もあったので、面白そうだなと思い、面接を受けました。面接したその日に社長と飲みに行き、「やります」と、ノリで入社しました。何をやっている会社なのかはよく理解していませんでしたが、社長を含め、人に興味があり、入社しました。
 当初、ウェブに携わる予定でしたが、インバウンド事業が人手不足とのことから、手伝うことになり、今に至っています。ウェブ系が得意なのになぜ?という疑問はありますが、自分の成長という意味では、よしとしています。今までもいろいろな業種を見る機会も多かったので、また新しいことに携われて、むしろ楽しんでいます。

中国人の人材育成の管理から、
店舗での販売及び商品管理までを担う

ラオックスなどの免税店で化粧品や釣具、スポーツ用品を外国人観光客に販売するのがインバウンド事業です。中国人スタッフが接客・販売を行うため、彼らの研修や人材育成を社内で行います。国民性や価値観の違いから育成の難しさも感じますが、逆にやりがいにもなっています。先日、スタッフを一堂に集め、化粧品の知識を高めるための一斉研修を試みました。各メーカーの方に来ていただき、成分についてや個々の商品特性について掘り下げた研修を行い、結果的に売上げが上がったのは嬉しかったです。今後も定期的に実施したいと考えています。
 社内での業務以外に、スタッフの様子や売上げ状況の確認のため、店舗を回ることもあります。現場スタッフからお客様の反応などを吸い上げ、高くて売れない商品があれば、セット組みにして安くできないかなど商品構成を見直したり、スタッフがいない売り場では売上げが落ちやすくなるので、POPの見直しを提案するといったことも行います。ほかにもシーズナリティのあるノベルティをメーカーと相談するなど、インバウンド事業に関わる運営・管理のほとんどを任されています。

今後も増えていく新しい事業に、
積極的に関わっていきたい
小規模なので、社員全員の距離感が近く、意見も通りやすいというのは、会社として魅力です。社長や役員含め、さまざまな問題点や課題について全員で話せるというのは、すごいことだと思いますし、環境として自分の肌に合っている気がしています。
ベンチャーなので、スピード感や幅広い知識が求められることはもちろんですが、個人的に重要だと感じているのは、不得意なことがないことと、強すぎるこだわりを持たないこと。例えば、「新しい事業を立ち上げるからやって」と言われて、「不得意だからできません」「私の仕事じゃないから」では、「じゃあ、どこで何をやるの?」ということになってしまいます。どんなことも前向きに取り組み、素直に受け入れることが大切だと思います。
入社数ヶ月の私に事業部長を任せてもらえているという意味では、とてもやりがいを感じています。これから会社が大きくなっていくに伴い、事業部も増えてくるので、新たな事業にもどんどん関わり、どんな案件にも応えていきたいです。